昔話の劇あそび

保育園で『おむすびころりん』に“コメ券”を登場させたら、子どもたちが社会のしくみを語り始めた話

昔話は、いつも“今”を語っているある日の保育園の朝の会で、5歳児の男の子が突然こう言いました。「お母さん、コメ券って何人分もらえるの?」 その子の隣に座っていた女の子が「うちは2枚だけだった」と返すと、ほかの子どもたちも「うちも」「赤ちゃん...
昔話の劇あそび

【保育士が実践】「三びきのこぶた」劇あそびで育てる、失敗してもやり直せる子どもの力

はじめに:「もう知ってる」と言われたあとから始まる三びきのこぶた『三びきのこぶた』は、行事や日常保育で取り上げやすい定番の昔話ですが、実際にやってみようとすると「それ、もう知ってる」「オオカミ出るからイヤ」と子どもにあっさり断られることがあ...
昔話と劇

昔話『三びきのこぶた』は、子どもの心を育てる“生きた教材” 語りから劇あそびへ(台本付き)──家庭でもできる心の育て方

はじめに:昔話を“今の子ども”に届けるために『三びきのこぶた』── わらの家、木の家、レンガの家。ふーっと吹き飛ばすオオカミ。 この昔話は、長く親しまれてきた定番ですが、今の子どもたちにとってはどうでしょうか?「もう知ってる」「こわいからイ...
昔話と劇

【実践と考察】『オオカミと七匹の子ヤギ』が育てる親子の絆と感情教育 〜劇あそびで子どもの“生きる力”を伸ばす〜

第1章:はじめにーー物語の「こわさ」は本当に悪いもの?子どもに怖い話してもいいの?大丈夫かなあ・・・大丈夫よ!子どもは物語の中ではらはらドキドキの体験をして、それを実生活に役立てる才能を持っているから安心してね。「怖い話は子どもに良くないの...
グリム童話を教育に取り入れる

ヘンゼルとグレーテル 人形劇で子どもは変わる!

はじめに──物語を“生きる”って、どういうこと?読むだけじゃなくて、演じたり感じたりすることで、心の中で物語が動き出すのよ。幼児教育の現場で、「子どもの変化」を本当に実感できる瞬間はそう多くありません。しかし、物語を「読む」だけでなく「演じ...
アンデルセンミュージカル

【体験レポート】子どもたちと創る舞台『雪の女王』~50年の現場から学んだ感動の瞬間~

私は50年間、子どもたちと一緒に舞台を作り続けてきました。最初は小さな公民館の舞台から始まり、今では地域の劇場で年に数回の公演を行うまでになりました。特に印象に残っているのは、初めて『雪の女王』を上演したときのことです。練習中に子どもたちが...
デンマークの魅力旅

デンマーク料理を深く味わう:おすすめレストランと食文化の全面ガイド

デンマーク料理の魅力と基本デンマークは北ヨーロッパに位置し、豊かな農業と沿岸漁業が盛んな国です。その食文化は常に自然の恵みを尊重し、素材本来の味を生かすシンプルで栄養価の高い料理が多いのが特徴です。料理は地域によって異なりますが、特に豚肉や...
ミュージカルと演劇

未経験からミュージカル脚本家への道|舞台で言葉を生かす創作の舞台裏と私の挑戦

舞台の幕が開く瞬間、全ての物語が“生き始める”――。 ミュージカル制作の現場では、演出家、作曲家、俳優、スタッフ…多くのプロフェッショナルが力を合わせて一つの舞台を創ります。その中でも脚本家は、物語の設計図を描き、役者の動きやセリフ一つひと...
アンデルセン童話を教育に取り入れる

勉強が苦手だった子が変わった日。劇団天童が教えてくれた「言葉にできなかった気持ち」の力

はじめに言葉にできず胸に閉じ込めていた気持ちが、舞台の上で初めて声になった瞬間がありました。私は児童演劇を取材する中で、何人もの子どもたちが「人前に立つ経験」で大きく変わる姿を見てきました。勉強が苦手だった子が、自分の世界を表現することで笑...
昔話と劇

語りが咲かせる心の花──『花咲か爺』に見る昔話の力と善悪の分別

昔話は、子どもの心に「生きる知恵」を届ける語りの文化です。『花咲か爺』は、正直者の爺さんが亡き愛犬シロの導きによって灰を撒き、枯れ木に桜を咲かせる物語。そこには、命の循環、感情の回復、そして善悪の分別という、教育に欠かせない価値が込められて...